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3.4.3.5タイマTG5(最大リンク重複時間)
TG5タイマは、起動側と応答側LMEがハンドオフの間に前のリンクを維持すべき最大時間に設定されるものとする。ハンドオフを起動するLMEは、XlD−RSP_H0を受信した時点で、そのTG5タイマを始動するものとする。ハンドオフに応答するLMEは、そのXlDRSPH0を送信した時点で、そのTG5タイマを始動するものとする。起動側LMEは、そのTG5タイマを再始動させないものとし、応答側LMEは、XlD−RSP−H0を再送信した場合にTG5タイマを再始動するものとする。TG5タイマは、1日あるいは新リンクのいずれかが早まって切断された場合にキャンセルされるものとする。TG5の超過後は、各LMEは、前のリンクを静かに切断するものとする。
注:LMEごとにひとつのTG5タイマが存在する。

 

3.4.4 LME手順の記述
航空機及び地上LMEは、航空機と地上システム間に信頼性の高いコネクションを提供するために、表3−46に示されたXIDフレーム・タイフと以下に記載された手順を使用するものとする。フレームが不正のものか期待されないもの(3.4.2.4.7項参照)かを決定する前に、フレーム衝突処理(3.3.7項参照)が適用されるものとする。LMEがリンクしていないシステムから有効なXIDフレームを受信した場合、プロトコル違反原因コードのdビットを1に設定したXlD_LCRによって応答するものとする。

 

 

 

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